今年も、住宅ローンの一部繰り上げ返済をおこないました。
教育費や親の介護など大きな支出が待ち構えているので、無理のない範囲でその年ごとに返済額を決めています。
目安としては毎年1月に100万円前後です。
園児2人の子育て世帯である我が家の住宅ローンとの付き合い方や、繰り上げ返済の節約効果の検証結果をまとめたいと思います☆
繰り上げ返済したら残高と返済額はこう変わる
今年は160万円繰り上げ返済しました。
返済前と後の残高・返済額の変化はこんな感じです。
今回はより利息の節約効果がある「期間短縮型」を選びました。(毎月の返済額は変えず、返済期間を短くする返済方法)
ローン残高の変化
12,648,598円
↓
11,053,067円
159,531円減!
返済期間の変化
2028年6月29日
↓
2027年2月28日
1年4カ月(16回分)短縮!
毎月返済額の変化
71,613円
↓
71,155円
458円減!
ボーナス返済額の変化
207,974円
↓
210,290円
2316円増!
ボーナス返済額は2316円上がってしまいました(^^;その代わり毎月の支払いは13回減り、ボーナス払いは3回無くなります。
これが“期間短縮型”の特徴です。
一番注目すべきなのは、毎月の支払い額の元本(ローンの返済に直接充てられる額)と利息(ローンを組んでいることによる手数料)の割合の変化です☆
こちらは繰り上げ返済をする前の返済計画表。
こちらは繰り上げ返済後のシミュレーション結果。
繰り上げ返済前は、毎月の支払の中から7500円前後をローン手数料として支払っていました(返済金額内訳・利息額の欄です)。
繰り上げ返済をしてローン残高が減ったことで、手数料が6500円前後(1000円減)に。
ローン手数料(利息)は、お金を捨てているのと同じです。
繰り上げ返済をしたおかげで、本来なら捨てられていたはずのお金をローンの返済に充てられるようになります☆
しかし子育て世帯が繰り上げ返済に力を入れる事は、家計にとってプラスになるとは限りません。
ここからは子育て世帯に繰り上げ返済をおすすめしない理由と、子育て真っ最中の我が家が少し無理をしてでも繰り上げ返済をしている理由をお話します。
子育て世帯が繰り上げ返済するデメリット
これからお金がかかる子育て世帯は、繰り上げ返済より貯蓄を優先したほうが賢明です。
十分な貯金をせずに繰り上げ返済を急ぐと、子育て世帯によくある”急な出費”に対応できなくなってしまうからです。
- 車や大物家電の買い替え
- 病気・災害・事故
- 子供の塾・進学・習い事
- 親の介護
子育て世帯に多い急な出費の例
たしかに住宅ローンは「金利がかかる借金」ですが、毎月決められた額を支払っていれば繰り上げ返済をしなくても家を失うことはありませんよね。
繰り上げ返済をしたことで貯金が足りなくなって、子供に十分な教育を与えられなかったりマイカーローンを組んでしまっては本末転倒!
住宅ローンほど安い金利で借りられるローンは他にありません。
貯金を繰り上げ返済に充ててしまい、いざという時に新たにフリーローンやカーローンを組むことがないようある程度の貯金を残しておくことが大切です。
我が家が繰り上げ返済にメリットを感じる理由
子育て真っ最中の我が家が、少し無理をしてでも毎年繰り上げ返済をするのには理由があります。
それは住宅ローンを2本抱えているから。
1つは夫が結婚前に買った一軒家(義母が住んでいます)・もう1つは今住んでいる分譲マンションのものです。
マンションは買って数年なので、金利は安いし住宅ローン控除が受けられています。
しかし一軒家のほうは築20年経っていてもちろんローン控除はないし金利が高めです。
住宅ローンが2本ある状態だと夫や私が急に病気になって働けなくなったら家計はかなり厳しくなります。
だから一軒家分の住宅ローンだけでも早く終わらせようと、毎月の支払いに加えて100万円を目安に繰り上げ返済をおこなっているのです。
- 子供の教育資金やいざという時のための貯金がしたい
- 住宅ローン控除を受けている
という家庭は、今は無理して繰り上げ返済をする必要はありません☆
子育て世帯は手元の資金が減る繰り上げ返済よりも、金利を安くしてもらう借り換えのほうが節約になりますよ。
我が家は6年前に借り換えをして金利が1,7%→1,075%に。月々の返済額を9万2000円→7万3000円に減らすことが出来ました。
無料見積もりだけでもしてみる価値あり(^^)
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