私が住んでいる県では、私立幼稚園に入園するほとんどの子が3年保育で入園します。
地域によって違いはあると思いますが、私が住んでいる市には公立もあってそちらは2年保育です。今は公立幼稚園が減ったり、公立でも3年保育をするところもあるようです。
私立3年保育に関して「自分が小さい時は2年保育の子多かったのにな~」とか、「まだ一緒にいたいな。」とか、「早生れだからまだついていけない気がする!」という声も聞きますし、私も悩みました。
我が家の場合は、2歳差の妹がいることが大きかったです。
妹が生まれて戸惑い、やっと1歳を過ぎて一緒に遊べるくらいに成長したら自分だけ幼稚園へ!これって結構なストレスじゃないのかなぁって。
あと、3歳になっても昼寝が取れる気配がなく、無理に幼稚園の生活リズムにかえずに、この子のペースで過ごしてあげたほうがいいかなぁと思いました。
私が住んでいる地域には公立幼稚園もあるので、二年保育の子はほぼ100%公立幼稚園に通います。我が家もそのつもりで年少入園を見送りました。
しかし、一年間家で過ごしているうちに次女がものすごく成長!!
一時保育にもウキウキ通うし体も大きく好奇心旺盛。次女に関しては2年保育より3年保育(私立)のほうがいいかな?と感じるようになりました。
ただ、次女を私立の年少にいれると長女の年長とかぶります。
もし長女を公立に入れたら子供2人が別の幼稚園に通うことに!それは行事や送り迎えが大変だなぁととすごく悩みました。
公立・私立のメリットデメリットを書き出してみる。
次女を3年保育で幼稚園に入れるかもしれない。そう考え始めてから、視野を広げていろんなパターンを考えました。
- 長女は公立2年保育・次女は私立3年保育。
- 2人とも同じ私立幼稚園に入園。
- 次女は年少の年は保育園や一時保育に通い、4歳から公立幼稚園に入園。
- 2人とも保育園。
まず、4案は現実的に厳しいのですぐに却下。フルタイムで働く育休中のママでさえ、預け先がなく待機している状態だからです。フリーランスの私が保育園に2人入れるのは難しい。
次に、1案は避けたいので最終手段にすることにしました。役員や行事など大変なことが目に見えています。
2案と3案が現実的な選択肢。考えられるメリットとデメリットを考えました。
2人とも同じ私立幼稚園案。
・お金がかなりかかる。
・2人一緒の幼稚園のほうが子供同士も安心するし、災害時のお迎えもしやすい。
・長女が私立年中入園になるので馴染めるのか不安。
次女は1年間保育園や一時保育案。
・お金は安く済む。
・1年間は2人を別の場所に送り迎えしなければならない。
・保育園や一時保育にたくさん入れるにはシフトが決まった仕事が必要。
こうやって書きだすと2人を私立幼稚園に入れるのが、子供たちにとっても私にとっても一番スムーズそうに感じます。お金は私が必死に工面するとして・・気がかりなのは年中入園がうまくいくかでした。
最初にも書いた通り今は私立の場合3年保育が主流です。1年間仲良く過ごしてきたコミュニティーの中に転校生のように入って、お友達は出来るのか・・ママ友づきあいがうまくいくのか・・不安でした。
たくさんある選択肢からどのように入園する幼稚園を選んだのか。
まず私は、私立幼稚園で2年保育を歓迎してくれる幼稚園から探しました。意外なことに、「うちは引っ越しとかそういう理由以外では基本的に2年保育はとってないんですよ~。」という幼稚園もあるんです。
「2年保育?かまいませんよ~。」という所、「枠はありますけど、あまりいませんね~。」という所。歓迎されてないところにいれても、うまくいく気がしませんでした。
唯一、長女がプレに行っていた幼稚園と今通っている幼稚園は、「それはご家庭の考え方ですから。2年保育でもぜひ!子供同士なんてすぐ仲良くなりますよ~!」と言ってくれました。
先生たちがそういう気持ちで受け入れてくれるというだけでも、とても心強かったです。実際、そういう幼稚園には年中入園で入る子も数人いるようです。
あと密かに気になっていたのがママ友。年少時代に仲良くなって、グループとかになってるんだろうなぁ~ちょっと憂鬱。。。
でもここは子供たちのためですから、挨拶やちょっとした世間話は出来るくらいの仲にはきっとなれるから大丈夫!無理にグループに入ることはない!と自分に言い聞かせました。
2つの幼稚園を比較して、こんな違いがありました。
・プレで通っていた幼稚園は、同じマンションから20人くらい通っている。プレに行っていたので親子ともに顔見知りはいる。4年保育も行っていて3歳になる誕生月から入園できる。
・今通っている幼稚園は、同じマンションから通う園児は1人。4年保育も行っていて2歳でも4月から入園できる。
決め手はこれです。
↓
2つとも4年保育を行っているのですが、選んだ幼稚園は4月から入園できるので長女と次女を同時に入園させることが出来たんです。子供たちにとってこれほど心強いことはありません。
ママ友関係も、同じバス停から乗る人数が少ないほうが理想だな・・と思っていました。
他にも決め手になったことポイントはたくさんあるのですが、細かい部分はこちらに書いてあります。ここからは、実際に入園してみてどうだったかをまとめたいと思います。
私立幼稚園に年中入園した長女の様子。
次女は4年保育で入園しましたが、お姉ちゃんが一緒で心強いし同級生はみんな一斉に入園した子たちなので問題なし!やはり気がかりだったのは途中入園の長女。
ふたを開けてみると、同じ年中入園の子が3人いました。そして、入園前から先生たちが在園児に「新しいお友達が来る」と声掛けしてくれていたらしく、仲間外れのようなことはないようです。
まだお友達の名前は二人くらいしか覚えていないようですが、先生がうまく間をもって接してくれているようで長女は楽しそうに通っています。スイミングがはじまったので見学に行ったところ、浮いた感じもなくみんなと楽しんでいました。
ママ友関係も、一緒のバス停から乗るママさんとは毎日少しずつお話をしていろいろ教えてもらっています。もともと親の出番や集まりが少ない幼稚園を選んだので、ママ友グループ!みたいな壁にはぶつからずに済みました。
3週間通わせてみて、先生が2年保育を心から歓迎しているかがポイントだなと感じました。
1年間通った子たちが当たり前に覚えている幼稚園のルール・一日の流れを何も知らない新入生。そこにさりげなくフォローを入れてくれるか、お友達と関わる時に先生が気にかけてくれるかで子供の過ごしやすさは格段に違うと思うのです。
年中入園を考えている方は、幼稚園に何度か足を運んで先生とお話ししてみることをおすすめします♪
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